それは
「習字」です。
小学生の頃、近所のひとつ年上の友達が行ってたので
私も習い事に行かせてもらった。
ところがその友達は「ひとつ年上」なので
私が6年生になるとその人は中学生になったので
お習字をやめてしまった。
一緒にいく人が居なくなったので
「もうやめる」って母に言ったが却下。
その後も小学校を卒業するまでは続けた結果
硬筆は三段まで行けた。 毛筆は三級。
そして大人になって履歴書を書くことになった。
とある会社での面接で社長さんが 履歴書を見て
「失礼だけどこれあんたが書いたの？」と聞かれたので
(まだパソコンでの履歴書作成がマイナーな時代だってので
手書きの履歴書が主流だった)
「はい」と答えた。
字がきれいだといろんな所で褒められる。
この歳になっても褒められるのは嬉しい。
字がきれいだと褒められたときに
母には感謝しました。
本人はいやいや行ってたけど、実は将来こんな役に立つものになるとは思わなかったから、あのときいやいやでも続けてよかったって痛感した。
あのとき習い事をやめてたら下手くそな字のまま大人になってたかも。
